石に描いた似顔絵

今月の似顔絵スクールはテーマが 輪郭 だった。2回ほど輪郭についての講義をして3回目の今日はたくさんの石の中から、輪郭を意識して石を選ぶということをやってみた。リストを作ってその中の人にピッタリの形の石を探すということと、石の形を見て、誰かの顔を想定するということの表面だ。

三次元の人の顔を、いちど二次元の絵にしてから石の中から輪郭を選ぶ人と、三次元の人の顔そのものから三次元の石を選ぶ人がいる。
ここのところは非常に興味深い。
実は私もサンプルを作るときにその両方をやってみた。やってみて自分自身が面白いと思ったのは、いちど二次元に持っていかない方法だ。ただし、似させる意識は二次元の感覚も入ってくる。これは粘土でつくるフィギアの感覚とは違う。石は自由な形にはなってくれないので、”無理して””強引に””置き換えて”なんとか似させていくわけで、、、
ここのところの感覚を味わうことは、デフォルメ、、ができない、わからないという、タイプの生徒にとっていい経験になると思った。
*これだけでレポート用紙が何枚も埋まるような、、考え方と方法論がある、、ような気がする。いつかもっと極めたい。
添付は生徒の作品。
S石に
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