うだつがあがる町 岐阜美濃

うだつの町が岐阜美濃にあります。
”本来、町屋が隣り合い連続して建てられている場合に隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。” ところから、”うだつが上がらない” という慣用句が出来たそうです。
私はこのことを知ってから、周りの人に言いまくって、へえそうなんだと言われてなんだか嬉しい。そして美濃のことを話すのがうれしい。
展覧会がなければ行くことはなかっただろう美濃の町、その町の人と話して、親切にしていただいて、そしてその町が好きになるのだな。関係性の中で町への愛情が生まれるのだな、通り過ぎただけでは愛情は生まれないな、、と実感する。
似顔絵も同じだろうな。挨拶をして、センスのいいお洋服だなと思ったらステキなセンスですね。と お母さんと一緒でいいなあと思ったらお母さんと一緒に旅行なんて幸せですねえ。と 思ったことを言葉にしていきたい、そしたら同じ似顔絵でも受け取った人にとって記憶に残る似顔絵になっていくのではないかと思う。通り過ぎない似顔絵を描きたい。